京都大学同窓会より「京都大学ここのえの会」に関する案内がありました。
ご興味のある方は下記文面および添付PDFをご確認ください。

京都大学同窓会加入同窓会会長 各位

「京都大学ここのえ会」の入会について（依頼）
謹啓 向春の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
　京都大学は、創立以来築いてきた「自由の学風」の下で世界に伍する研究大学として、先端的で独創性のある研究を推進し、各界で活躍するユニークな人材を輩出してきました。
　今後も京都大学が変わらぬ成果を収められるよう、人材の多様性を推進することが肝要ですが、とりわけ女性教員の割合が旧七帝大の中でも最も低く、また女子学生比率も理系分野はとりわけ低く大きな課題となっており、課題解決に向けたアクションプランを設定して女性教員や、将来の研究を担う女子学生の育成・獲得にも取り組んでおります。
　そこで、社会で活躍している京都大学出身の女性が相互の関係を深めながら、ネットワークを新たに構築するとともに、京都大学の女子学生や女性研究者等へ緩やかな支援を行う組織として「京都大学ここのえ会」を創設することといたしました。
　女子学生、若手研究者にとって進路やキャリアを選択していくうえで、ライフコースの見通しや多様なロールモデルの存在が、将来のキャリアへのアスピレーションと展望を開いていく大きな力と後押しになることを実感しております。
　また一方で、大学と社会との連携、相互協力はこれまで以上に重要になっております。京都大学には、本学出身で、企業等のリーダーとして活躍されている方々が、京都大学総長の応援団として、そのリーダーシップを物心両面で支える組織「鼎会（かなえかい）」があり、京都大学へのご支援やご提言をいただいておりますが、現在のところ、女性の会員が少ない状況です。
　本会は、各界で活躍されている京都大学出身の女性の皆さまと、本学の学生、教員、同窓会との交流やイベントを通して、学部や研究科の枠を超えたネットワークをさらに広げるとともに、京都大学の現状を知っていただき、次世代を担う女子学生、若手研究者のロールモデルとして交流やご支援をいただければという趣旨で設立するものです。
　つきましては、詳細のご案内を添付いたしますので、貴会所属の女性会員の皆さまに広くご案内いただき、ご入会へのお力添えを賜りたく、何卒宜しくお願い申し上げます。　　

敬白

　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2022年2月吉日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　京都大学　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　理事・副学長 稲 垣 恭 子
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　理事 　　　　久 能 祐 子

「京都大学ここのえの会」ご案内PDF